「そうですよ〜。わかんない事だらけですよ〜。」 幸恵はケラケラと笑いながら、外を眺めている。 次の信号で、停まった。 「石原さんって、悩みなさそう。」 和樹の言葉に、幸恵は目を大きく見開いた。 「えー!ありますよぉ!」 「え、そうなの?」 「そうですよ・・・。」