「なあ、結衣。お前あのおじさん覚えてるか?」 「もちろん覚えてるよ」 「迎え、来ないな‥」 「あれ、嘘だったのかな?ううん、んなわけないよね」 「あのおじさんは絶対に太陽だ‥。でも、残されたヒメワリはどこにいるんだろう‥」 「また、‥会いたいね」 結衣の瞳から涙が溢れた