「うわぁ〜〜っ!!」 バスを乗り継いで降りた場所には、海が広がっていた あたしは海がだいすきだった 小さい頃、慧の家族とあたしの家族で、よく海へ行った。 「ここ、覚えてるか?」 「うんっ、覚えてるよ!慧ん家とよく来たよね〜」 しばらく二人で砂浜に腰掛け、 海を見ていた。 お陽さまに照らされながら、揺れる波を見るのが1番好きだった‥