「え‥」
慧の瞳が大きく見開いた
「結衣‥?」
「‥‥///あ、あのね、」
冷静になってみたら、
急に恥ずかしくなってきた
チュ-しちゃったよ〜〜〜
‥ほっぺだけどさ(笑)
「ん?」
「あっ、だってね、あたし嬉しかったの。慧が好きって言ってくれて‥」
言い終わらないうちに
強く、強く、抱き締められた
息ができないくらい、強く
「結衣‥すきだ」
「へへ、あたしも」
ーーあたしたちは幸せでいっぱいだった。「兄妹」が「恋人」に変わった。このあと起こる悪夢などこのときのあたしたちが気付くわけなかったよね‥慧‥。

