「ったくさ、お前は変人かっての!(笑)なんでまた、朝から1人で芝居してんだか〜」

あくびをしながら
慧がでてきた

あたしはどんな態度でいればいいかわからず、とりあえずいつも通りでいることにした

「あ、慧、おはよ〜」

「おう、おはよう!って優衣、いい加減人の話聞けるようになれよな〜」

「よし、今日も元気に行きましょ〜っ」

「やれやれ‥」


‥‥こんな時間が幸せで、
どんなに儚いものかなんて
あたしも慧もこの時は気付いていなかったんだ‥