あの日から一度も会っていない。 どんな顔して会っていいかわからなくて、会えないままになってる。 「ついていくから、会いに行くか?」 何度か先生がわたしに声をかけてくれた。 それでも、まだ怖くて。 何かが不安でたまらない。 もうすぐお父さんの誕生日。 手作りのシャツを手に会いに行こうと思う。