正門が見えてくる。


 「もうここでいいから。」


 「おう。」



 〝カチッカチッ〟
とハザードが点滅する。



シートベルトを外し、車のドアに手をかけた時先生の顔が突然近づいてkissをする。




 「う・・・んぅ・・・ひぇんひぇい・・・」


意識が飛んでしまいそうなほどの甘く激しいkissがわたしを襲う。




フロントガラス越しに、通行人の生徒達がわたし達のkissをのぞき見してる。


恥ずかしさと動揺と・・・。

甘い痺れで身動き出来ない。



前の方に茉里と神谷君の姿を見つけた。



 「ひぇんひぇぃ・・・だ・・・」

わたしは、先生を押しのけた。


 「信じられない!! ありえない!! 」


 「ダメだった? 」


 「ダメに決まってるでしょう!! 」


車内にわたしの声が響いた。