「は~い。 は~い注目!! そろそろアルコールなんて行ってみる??」 マイクを通して部屋に響く声。 『行っちゃおう!!』 部屋に広がる歓喜の声。 「茉里、わたし達まだ未成年だよね。」 「聖也、固い事言わないの。」 エ―――――――――!! それって茉里も飲んじゃったりする訳・・・。 わたし、飲んだ事ないよ。 だってわたし、お客様に勧められた時だって、ノンアルコールのカクテルを黒服さんに頼んでたくらいなんだからね。 そんな、ダメだよ。 みんな一応未成年なんだからね。