夕食が終ると夜の顔になる。 夜の帝王に・・・。 甘い香りを身にまとい、店に向かう。 もちろん、わたしと瑠璃はお留守番。 わたしの腕の中で、先生を見送る瑠璃が「ク~ン」って鳴き出す。 わたしも同じ気持ちだよ。 寂しいよ。 先生は、瑠璃の頭を撫でると、わたしにkissをする。 優しく。 長く。 甘いkiss。 「ふたりとも、お利口に待ってるんだよ。」 そう言って玄関を閉めるんだ。 週6日先生の日課。