【続】 deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係~わたしは生徒で、彼は先生で~


いつから、夢見ていたんだろう。

こうして、歩くバージンロード。



わたしには無縁の世界だと諦めていた。


ゆっくりとゆっくりと歩いていく。


お父さんとわたしの歩幅がそろう。



考えてみたら、お母さんがいなくなったあの日からずっとふたりだったよね。


幼稚園のお弁当も。

毎年の運動会も。

授業参観も。


わたしが寂しい想いしないように辛い想いしないようにっていつも一生懸命だった。



わたしはお父さんに愛されてた。