【続】 deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係~わたしは生徒で、彼は先生で~


 「あっちで待ってるよ。」

わたしの手を離し、先生が指さす。



バージンロードの向こう側。




わたしは、言葉が出ない。


 「泣いたら、メイクが崩れるぞ。」


 「お父さ~ん。」

わたしの手はしっかりとお父さんと繋がっている。


 「綺麗だな。 聖也。 」


 「見えるの??? 」


 「あぁしっかりと見えるよ。 本当に綺麗だ。」


お父さんの目から大粒の涙が流れ落ちた。