君に声が届くなら





わたしの願い…、それはね




 ―――逞とずっと一緒にいること




流れ星に願ったからって
何かが変わるとは思えないけどね。




だけど、願わずにはいられなかった。




「 涼香?」




急に黙り込んだわたしを心配そうに
逞は問いかけた。