毎日12時頃
誰かしらから
携帯に電話が来て

「今から行く!」

と言って
うち家に来るのが日課。

横浜住みのさやかは
遠いにもかかわらず
聖堂に逢いに
毎日来ていた。


みんな来ては
煙草を吸い
TVを見て寝る。

7人全員合流したら
隣の市へ行く。

これが普通だった。


ある日
「金髪にするわ!」
みなみはさやかと
金髪にした。
さやかは帰宅が
面倒なので
うち家によく
泊まっていた。

「あんた何してんの!?」

今まで真面目だった
あたしが金髪に
しているのを
見てお母さんは
あたしを睨む。

「染めてんの。」
「今すぐやめなさい」

無視しながら
風呂場に行き
金髪になった
髪の毛を見る。

完璧。

「みなみイカツ!」
煙草を吸いながら
さやかが言う。
「あはっ★」
あたしも煙草を吸う。

「今日夜中
聖堂と希和来るよ!」
とさやかが言う。
「まぢでか」
煙りを吹く。


夜中
聖堂と希和が来た。

それに対して
親は激怒。

本当親はウザい。
死んでしまえ。