『ねぇ そこの女の子たちー』
学校でナンパですか？
しかもこのあたし様を
ふふーん、いい度胸だなぁ
と振り向くと
満面の笑みでこちらを向く
一人の男が……
「葉鳥 圭太」
だった
『き、貴様、もしや 葉鳥圭太どのか？』
すると、愛理が
『時代劇か！』
と つっこみいれられた！
『えっ！！覚えててくたんかぁ美少女さん！』
『あのねぇ、あたしにはちゃんとした名…』
するとそこに目をハートに変えた愛理が…
『あの、わ、私平泉 愛理って言います』
『へーぇ美少女さんには、美少女さんの友達かぁ』
『え\\\\\美、美少女なんて、そんなことぉ！』
『そうかぁ結構可愛いと思うけど？』
おいおい、お二人さん、あたしの事忘れてない？
そんでもってイチャイチャして……
まぁ愛理は可愛いよ、うん、すっごく可愛いっておい！そこ納得するなよ、自分！
がんばれあたし！、ファイトあたし！
じゃなくて、つっこみいれろよ、バカ！！
『あのーーーーーーー、お二人さん あたしを忘れてなにしてるのかなぁ』
今あたしの頭の中は、「怒り」マーク、でいっぱいなんですけど！！
