元々、バドミントン部(以下バド部)は、昔から千葉に住んでいた人達が、入っていて、私のような余所者、すなわち、仲間外れはいなかった。
嫌がらせは、友人の少ない私に、結構なダメージと、復讐心を与えた。
誰だって、目の前で、内緒話をされたり、自分以外のバド部全員で遊ぶ約束をされれば、腹もたつだろう。
さらに、私が話の輪に入ろうとすると、わざと避けると言うような態度もとられた。
実際、学校に行くのが嫌になった事もあったが、その頃はちょうど家庭崩壊寸前で、親同士、親子同士の喧嘩が絶えなかった。
私も何度も殴られ、その度に、なんとも言えない虚しさと悲しさ、そして激しい憎悪が沸き上がった。
家に引きこもりたいが、家に居場所のない私は、嫌でも学校に来るしかなかった。