その後、私たちは、本当に三坂をグループからはずした。
男女から嫌われるようになった。
「なんでさぁ、うちの好きな人しってたくせになかよくしっちゃってんだよ!調子のんじゃねーよ!」
私は自分ではこんなこと言いたくないはずなんだ。なのに口が勝手に動いてしまう。
「ごめんなさい・・・。」
必死で謝る三坂さんと、楽しそうにいじめる私。
私がこんなことされたらどうなんだろう?きっとつらいよね。
だからこそつらい思いをさせるんだ。どんどん苦しめ!
「てめぇみたいなやつがいるから世界がなかなか平和にならないんだよ!ふざけんな!明日から学校くんじゃねーよ?」
もちろん。いじめの主犯は私と小山。
このいじめがたのしくてたのしくてたまんなかった。
「消えろ!ブース。」
毎日のようにいじめは続いた。
そんなある日・・・。
「やめろよ!つまんない遊びしてんな、おい!」
竹口?もしかして私たちよりも三坂さんの味方なの?
「お前はめちゃくちゃ性格ブスなんだな。三坂よりお前のほうがブスだと思うよ?」
「なんだとー?」
小山がキレタ。