「いい加減にしろ!!! 」
優斗が叫んだ。
「ジョーカーってなんだよ? お前どうしちゃったんだよ? なぁ?」
「うるさいうるさいうるさいあぁぁぁぁぁぁ!!!」
海貴は叫びながらその手に持っていた金属バットを振り回す。
辺りに奇声が響く。
血しぶきが飛び散り、返り血で真っ赤に染まった海貴は言った。
「なぁ? 優斗……。おまえは俺の親友だよな? おまえはジョーカーじゃないよな?」
このとき優斗はまだジョーカーのことなど知らないわけで……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…