先輩・・・・・なにがあっても大好きです。

そんな時3曲目が始まった。

最後の曲だ。この曲は桐谷がある女の子の切ない恋心を描くらしい。
演技。あいつできんのかな?


「先輩、好きです。でも、先輩はあの人がすきなんですよね?先輩の目にはあたしは映ってないんですよね?もう、受験でバイバイですね。受験・・頑張って下さい!あたしは先輩を全力で応援してますから。いつまでも・・・・」

演じきれてる。てか、演技上手くね?どんだけしごかれたんだ・・・・そりゃあそうだよな・・・・ここが見せ場みたいなもんだもんな

「なあ、今のマジっぽくないか?」
そんな声が聞こえた。

「マジかよ~俺、軽く繭花ちゃんの事狙ってたのによ~」
「あんな子にコクられたら俺、一生尽くすぞ」
「だよな~」