灰色の雲

何て返事をしていいか
迷っているようだった。



「分かってます、

こんなこと言われても

困るでしょ?

私、病んでるんです…

ホントは言いたいこといっぱいある。

なのに上手く喋れなくて

思い悩んでて…




だから死のうと思ったんです。」





震えながらも

あたしはちゃんと言えた。




こんな弱い部分を話すのも

この人が初めてだった。





「…俺はさ、

逆にあなたのこと

すごいなぁって思ったよ」