あっ…ヤバい…


唯の顔が俺の顔に近づいてくる


え?

え?


顔…っ!顔!!




そして耳元で
「みつきちゃんの相手してやんなよ」

くすっ


と笑って唯が俺の耳元から離れた

「頑張れ 笑」

そしてバシッと背中を叩かれた



なんだあいつ…

なんだ…やっぱ分かるやつには分かるのか

そーだよな…
俺そんなに人と一緒に居るイメージ無いもんな


居るとしたら大野とだもんなあ…

とか考えて、
グラスに入ってた
ハイボールを一気に
飲み干した。


はあ…っ!!


………ってあれ…?


大野…泣いてる……