目が覚めると外は オレンジ色だった。 冷蔵庫から取り出した 水を喉に流し込み 再び寝室に戻ると 携帯のランプが 光っていた。 "彼だ!!" 直感が働いた途端 勢いよく携帯を 取ろうとして ランプの台に足の小指を 勢いよくぶつけてしまった。 携帯を開いて 彼の名前を見つけると 不思議と痛みはなくなった。