左手の薬指に、
慎ましげでありながら
大きな意味を抱いている、指輪。



少しくすんだ、指輪。



たとえこれが
輪ゴムであったとしても

たとえこれが
紙の輪っかであったとしても


世界で一番大好きなあなたが、
私にはめてくれたなら

そんなあなたと
一生一緒に
いられる証なら


何にもかえられない、
一生の宝物です。


私にとっては
ダイヤモンド以上に
価値があるし
眩しいくらいに
輝いて見えるんだよ。







あなたは
馬鹿だな、
ってきっと笑うだろうけれど
本当だもん。

どんなにもろくても、
どんなにしょぼくても。




大切な人から
貰う指輪は
その人を
心から幸せにする
魔法のリングになるんだよ。