「じゃあさ…デート、しない?」

「デート!?」

「ああ。ちょうど俺部活休みだし、桜の誕生日祝いたいから。」

「ホント?嬉しい!!」


思わぬ涼の発言に笑顔になる私。


「どっか行きたい場所あるか?」

「うーん…あ、遊園地行きたい!!」


そう言った瞬間、プッと吹き出した。