〔完〕あなたと過ごす季節

「私も、咲良が好き、です。
こちらこそよろしくお願いしまっ…ッ!」


気がついたら私は咲良の腕の中にいた。

そっと、咲良の心臓の音に耳を傾けた。

トクン…トクン…

その鼓動が心地いい。


「俺ら、両思いだったんだな。」

「だね。」


顔を上げ、咲良を見上げた。