〔完〕あなたと過ごす季節

咲良が私の頭に手をのせていた。


「心配してるの?」


不安げに私の顔をのぞき込んできた。


「うん・・・。うまくいくかなぁって。」


床を見つめながら言った。


「大丈夫。あれだけ練習したんだから。」

「・・・そうだね。」


それでも私の緊張は収まらない。