だけど、灯に早く会いたい。 そんな気持ちの方が寒さよりも勝って。 道を駆ける足は速い。 「あー!早く、放課後になれ!」 そう叫んで笑う。 きっと周りからみたら変な奴って思われると思うけど。 んなの関係ねぇし。 すげぇ、楽しみなんだ。 周りとか、見えなくなるぐらい。 今まで希望なんてなくてダラダラ生きてたけど。 灯は、俺の 希望のあかり になった。 今日を生きるための、希望のあかりに。