花には水を




困惑している私を余所に聖夜兄は、まだ顔をにやつかせながら言葉を続けた。



「起きたら携帯見て欲しいってさ。ついでに携帯は、家にあるから。」



携帯を?



なんだろう、なんて書いてあるんだろう。



…別れよう。



だったら、ショックだと思う。




…ううん、絶対立ち直れそうにない。



家にあって良かったのかもしれない。




…でも、気になるのも確か…。




「あのさ、明日退院するって言ってたじゃん…?」



もう、聖夜兄に頼むしかないよね。




「ああ、そうだけど?」



よし、じゃあ…。




「でも、あのさ…けいた「やだね、めんどくせぇーし」




拒否するの早い!


最後まで言わせてよ!



どれだけ嫌なんだか…。