「いいか、聖奈。


オマエはもう、オレのモノ
なんだよ。


“お人形”ってのは、
ご主人様の所有物だろ?


オマエだって、オレの
ドールになりたくて、
あの場所にいたんだろ?」





「……ハ、ハイ………」





「じゃあ、今後一切、
逃げようだなんて思うなよ。


別に、オレだってオマエを
いじめるつもりじゃない。

オマエはただ、オレを
飽きさせなければいい」





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