LOVE☆CHAIN〜ソノ鎖デツナイデ〜《俺様王子×純情DOLL》完

薄暗い照明が灯る寝室に
入ると、恭夜はふわふわの
ベッドにそっとあたしを
降ろした。





「恭夜……あたし……!」





「……なんだよ、怖いのか?」





――『怖い』。


そうかもしれない。





初めてのことだから、
どうしても不安で、怖くて……。





あたしの体は震えてたの
かもしれない。





だから恭夜は、何よりも
先にまずあたしの体を
ギュッと抱きしめてくれた。





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