だけど恭夜は、
「ダメだ。
もう、どれだけ待ったか
しれない。
これ以上はゴメンだ」
そう言いながら、あたしを
抱えたままゆっくりと歩き出す。
テーブルを離れ、
ダイニングの奥に続く
寝室へ――…。
心臓がこれ以上ないって
くらい速く打ってた。
酸素が足りないわけでも
ないのに呼吸が苦しくて、
意識が遠のきそうにすら
なっちゃう。
_
「ダメだ。
もう、どれだけ待ったか
しれない。
これ以上はゴメンだ」
そう言いながら、あたしを
抱えたままゆっくりと歩き出す。
テーブルを離れ、
ダイニングの奥に続く
寝室へ――…。
心臓がこれ以上ないって
くらい速く打ってた。
酸素が足りないわけでも
ないのに呼吸が苦しくて、
意識が遠のきそうにすら
なっちゃう。
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