「……本当に、
欲しいもの……?」
なんだろう?
なんでも持ってるはずの
恭夜が、こんなに真剣な
目をして言う、その欲しい
モノって。
そんなふうに思ったあたしに。
……恭夜が次に口に
したのは、本当に
夢みたいな言葉だった。
「オレが欲しいのは――
オマエだ、聖奈。
とりまきとしてじゃない。
本気で、心も体も――
オマエの全部を、オレの
モノにしたい」
_
欲しいもの……?」
なんだろう?
なんでも持ってるはずの
恭夜が、こんなに真剣な
目をして言う、その欲しい
モノって。
そんなふうに思ったあたしに。
……恭夜が次に口に
したのは、本当に
夢みたいな言葉だった。
「オレが欲しいのは――
オマエだ、聖奈。
とりまきとしてじゃない。
本気で、心も体も――
オマエの全部を、オレの
モノにしたい」
_

