わかった途端、キュンと
胸が締めつけられた。





どうしてだろ?



恭夜があたしを探してた
って聞いただけで、なんで
こんなに……?





「どうして………?」





恭夜にも、他になんて
言えばいいのかわかんなくて。





震える声で問いかけた
あたしの体は、次の
瞬間には恭夜の力強い
腕の中にあった。





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