深い色をたたえた漆黒の
瞳と、視線が絡み合う。





「恭夜……

どうして、ここに……?」





かすれる声でようやく
それだけ聞くと。





恭夜は迷いのかけらもない
落ち着いた声で言った。





「オマエに会いに来た――…

聖奈」





     ☆☆☆☆☆




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