LOVE☆CHAIN〜ソノ鎖デツナイデ〜《俺様王子×純情DOLL》完

そしてあたしには、恭夜の
望むようなドールになる
のはとうていムリだった。




だから、『それでいい』も
何もない。


こうなるしかないんだもの。





「あ、あたしは気にしないよ。

もともとドールに選ばれた
実感だってないままだったし」





取り繕った笑顔でそう
言ったけど……


麻衣ちゃんは、ジッと
あたしを見据えて切り返した。





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