LOVE☆CHAIN〜ソノ鎖デツナイデ〜《俺様王子×純情DOLL》完

「ご苦労さん。

それじゃ、明日も頼んだぞ」





指示を聞いた運転手さんは
従順に返事して、すぐに
また走り去ってしまう。





ウソ……。



本当に、あたし達だけなの……?






目の前には白壁の洋館風の
建物が建ってて、窓とかは
真っ暗だ。





恭夜がさっきポケットから
出したキーを門に向かって
のばしたら、重い音を
たてて門が開き出した。





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