LOVE☆CHAIN〜ソノ鎖デツナイデ〜《俺様王子×純情DOLL》完

恭夜はどう思ってるのか
何も答えてくれなくて、
気まずい沈黙が流れる。






それきり一言も会話しない
まま、車は夜の高速を
ひたすら走り続けた。





高速を降りて、下道を
自然の豊かな奥地へと
さらに走って――。





そしてようやく、まさに
別荘地っていう感じの緑が
深い道で、車は停車した。




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