そんな感じで和やかに
ディナーを終えると、
オヤジは店内にある喫煙
サロンへと姿を消した。





席には3人だけが残り、
静かにワインを飲んでいた
諒が、ふと思い出した
ようにオレに顔を向ける。





「そういえば、こないだの
パーティーに連れてきたコ。

あのコは、どこかの
資産家のコなのか?」





「は? なんだよ急に??」





_