そっと尋ねると、恭夜は
あたしを振り向いて、
「好きだな。
特に夜の海が好きだ。
幻想的でキレイだけど、
それだけじゃない得体の
知れなさみたいのがあるだろ。
そーゆーところがイイ」
(キレイなだけじゃない、
得体の知れなさ、か……)
――なんか、不思議。
_
あたしを振り向いて、
「好きだな。
特に夜の海が好きだ。
幻想的でキレイだけど、
それだけじゃない得体の
知れなさみたいのがあるだろ。
そーゆーところがイイ」
(キレイなだけじゃない、
得体の知れなさ、か……)
――なんか、不思議。
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