「えっ!!?」





メールうってた携帯を
落としそうな勢いで、
あたしは恭夜をマジマジと見た。





「とと、泊まるってどこにっ!?」





「横浜なんだ、ホテル
くらいいくらでもあるだろ。

どこかスイートが
空いてる所を――…」





「ム、ムリッ、そんなの!

泊まるっていうのは、
親への言い訳でっ」





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