「だ・・・大丈夫ですっ!スミマセン!ありがとうございます!」

うわぁ!よりによって純様に見られるなんてついてない!!

「そうですか。良かった。」
そう言いながら、純様は微笑んで校舎へ向かった。

「ちょっとぉ!いいなぁ!じゅんな全然純様のファンじゃないくせに話しかけられるなんて幸せ者ー!」
「ごめん・・・」

「じゅんなぁー!おはよう!なんだよ!今の純とかいう皇太子!」

「助けてくれたんだよ!」
「情けねぇー!好きな女を守れないんなんて・・」

「あんまり自分を責めないで!タイミングが会わなかったんだよ!」

「相変わらず、智はじゅんな一筋だよね!にも関わらず付き合ってなんてあり得ない!!」

「そんな事言われても、こいつが・・・」

「勇気のない男!ねぇ!じゅんなは智好き?」

「普通に好きだよ!」

「普通にかぁ・・・!」

「まぁ智は頑張って!」

「オウっ!