でも、なんか笑える。
三人の泣き顔を見たからかもしれないけど。
旗を強く、強く握る。
そして大きく振りかぶった。
「ちょっ、ゆいさん危ないっすよ!!!」
「龍もっとスピード上げてっ」
「へ?!」
「最後ぐらい楽しまなっ」
もっと暴走を感じたい。
もっと白虎連合を感じたい。
まるで明日もあるような暴走。
でも私はもう居ないから。
「オラァ!!!引き回すぞ!!!」
「うわっ!!!雄大さん危ないっすよ!!!」
「龍っ、こっちこそ引き回したれ」
「ゆいお前ゆーやんけ」
「英寿くんはお父さーん」
「…雄大、マジでコイツら引け」
「ちょっ!!!ゆいさんなに煽ってんすか?!」
「あははっ」
中腰の為、二人を見下ろして。
笑いすぎてお腹痛い。
だって今日は無礼講やん。
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