見えなくなった悠介を見送りって。
再び窓際を背もたれに。
ってゆーか紫織遅いし。
トイレ混んでんのかな?
「あれー?ゆいちゃんまだ帰らんの?」
「あんたかい」
「俺でーす」
なんて、しんみりしていた私の前にある男登場。
今日はギャルに囲まれてないんやね。
すると私の隣に立ち、同じように窓際を背もたれにして。
ってあんたも帰らんのかい。
「ゆいちゃんとも今日でさよならやなー」
「尚輝は留学やっけ」
「そうそう、だるいのなんのって」
本当にだるいのか、尚輝の表情は眉間に皺。
私はそれを横目に少し笑ってしまった。
「うわ、初めて見た」
「ん?」
「ゆいちゃんが俺に笑いかけんの」
「あー、そうやっけ?」
別に笑いかけた訳ちゃうけど。
尚輝の顔に笑っただけやし。
って言うのやめとこ。
なんか怒られそうやもん。
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