中学一年。
寂しさの余り薬物に手を出した。
人間終わってた。
それでも止められなかった。
俺のことはいい。
俺の話はどうでもいい。
ただ、
「お前のせいで!!!お前の嘘で!!!」
「りゅ、」
「ゆいさんがどんだけ傷付いたと思ってんねん!!!」
泣きそうなのを我慢して。
ずっと先輩として接して。
苦しんだのは俺じゃない。
ゆいさんの方が、苦しんだ。
「…すまん」
小さな声。
一言の謝罪。
親父から放たれる言葉は、重い。
悔しくて泣きそうになった。
「タイミングが、合わへんかってん」
けど、俺は泣かない。
泣きたくない。
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