違う意味で怒りが溢れる。
体が、震える。
今の聞いて、はいそうですかってなるかい。
納得するかい。
捨ててんぞ?
それを忘れたかのように、コイツは。
「何で…お前が来ーへんねん」
「ん?」
「嘘まで吐かんでも、お前が」
「恨まれてるし、俺が言ってもアレやろ」
「それでも…!!!」
それでも、俺は親父を待ってた。
ずっとずっと。
皆には言ってないけど。
今の今まで待ってた。
「十七年、ほったからしにして」
「…………」
「それを今更なんやねん!!!」
今じゃなくてもいいやんけ。
もっと前からでもええやんけ。
調べてたんやろ?俺のこと。
俺が里子に出されて嫌な思いしてたんも知ってるやろ?
病院院長なった時。
そん時でもよかったんちゃうんけ。
「ふざけんな」
.

