ん?
今の声、誰?
一応廊下に顔を出して辺りを見るけど、やっぱり誰もいない。
今ここに居るんは俺と親父やし。
ん?
て、ことはやな。
「そーかそーか!!!安心したわ!!!」
「…………」
「まぁ殴られたんはびっくりしたけどっ」
「…………」
「無事成長しててよかった!!!あっはっは!!!」
予想的中。
いや、予想もなにもないけど。
笑っているのは親父。
それはそれは安心したような顔で。
俺はただ、硬直。
「…は?」
「尚輝はホラ、あんまり協力せんし」
「…は?」
「いきなり俺が行ってもあれかなーって」
「…は?」
「見ろ!!!父さんも立派に成長したぞ!!!」
「はぁ?」
大丈夫かコイツ。
頭打ったんか?
それともネジ外れた?
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