大分シンナーが切れてきたのか、龍はやっと元通りに。
本当は、まだ油断出来ひんけど。
「昔、うちと寿は本間にめちゃくちゃ仲良かってんな」
「え?」
「けど、寿はクスリにハマって少年院入り」
「……………」
「それで寿のこと、めっちゃ嫌いなった」
今と昔がリンクする。
薬物をして良い結果が得られた人間なんて居ないのだから。
「龍も、そんなとこ入りたい?」
「入りたく、ないっす」
「ほなもう手出さんって約束して」
「…はい」
指切りし、頭を撫でる。
いつもは嫌がるけど、今日は別で。
龍が本当に弱ってる証拠。
なら支えてあげな、ね。
「夜まで時間あるし寝とき」
「…………」
「てか寝ろ」
「あい」
後で英寿くんと雄大くんに連絡しよ。
きっと夜は暇やと思うし。
って、そんなん言ったら怒られそうやけど。
ま、怒られに行くわけやしね。
…はぁー。
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