瞬間、私の手は蓮の胸ぐらに。
後ろから紫織の小さな叫びが聞こえたけど、それどころじゃない。
龍を一人に?
何言ってんの?
「龍から話、聞いたんやってな」
「は、い」
「それでも一人にしたんけ?」
「すみませ、」
「一人にしたらあかん理由、蓮お前が一番分かってるやろ」
「、はい」
いや、はいじゃなくて。
謝るんじゃなくて。
コイツら一体何を隠してんの?
「もういい、うちが行ってくるわ」
「え?!いいっす!!!俺らが行きます!!!」
「は?」
「ゆいさんは、その、行かなくても大丈夫っていうか、」
帰ろうとする私の腕を掴み、更に焦った様子の蓮達。
行かなくても大丈夫?
何に関して?
『きよう、休むます』
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