低い、冷たい言葉。 その言葉を聞いた瞬間、全員立ち止まる。 焦ってる顔が更に怪しい。 怪しいというか。 嫌な予感がする。 「蓮」 「は、はい」 「龍、今日休みやってね」 「えっ?あ、はい」 「うちが見る限り、そこにいるんは全員幹部候補やと思うねんけど」 「っ、」 ゆっくり立ち上がり、蓮達の目の前で立ち止まる。 それでも全員目を合わせない。 「もしかして、龍今一人?」 有り得ない。 そんなこと有り得ない。 絶対に、 「一人に、させてくれっ、て」 有り得ない。 .