「はい、葉子!」 「はい、矢倉くん!」 「よっ、みきちゃん!」 「はい、安住くん!」 今あたしたちはバレーボールをやってる。海の中でしてるから難しくて…。でもスッゴい楽しい! 来てよかったかも…海。 「はぁ、疲れた〜。もうお昼だし休憩しない?」 みきが言った。 「そうだね。ちょっと休憩しよっか」 安住くんがタオルで身体を拭きながら応える。 「でも食べるもの持ってきてねぇな…」 矢倉くんが間をおいて