家にいると居心地が悪い。
居心地がわりぃっつぅか…。
親の存在がうざかった。
夜何してるの?
何で傷増えてるの?
ちゃんと学校いってるの?
いっつもこれ。
だからせめて学校だけいくフリをしてる。
そうでもしないと
あたしの家族は壊れる。
いや、もう壊れかけてる。
でもどうでもよかった。
ひとりになりたかった。
放っておいてほしかった。
朝家を出た私は
学校へ行かない。
いっても…どうしようもない。
だからチーマーが集まる時間帯まで
他校の友達の家に溜まってた。
"気が向いたら…"
そんな言葉
相手の言葉を交わすことでしかなかった。
